Meiji Seika ファルマからARCALIS社への出資に関するお知らせ
2024年11月14日
Meiji Seika ファルマ株式会社
株式会社 ARCALIS
アクセリード株式会社
Arcturus Therapeutics Inc.
Meiji Seika ファルマからARCALIS社への出資に関するお知らせ
Meiji Seika ファルマ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小林 大吉郎、以下「Meiji Seikaファルマ」)は、株式会社ARCALIS(本社:福島県南相馬市、代表取締役社長:髙松 聡、以下「ARCALIS社」)に対して出資を行いましたのでお知らせいたします。
ARCALIS社は、世界水準の医薬品創出プラットフォーム企業群を傘下に有するアクセリード株式会社と商用mRNA医薬品・ワクチン企業であるArcturus Therapeutics Inc.の合弁企業で、mRNA医薬品・ワクチンの創薬支援、受託開発製造事業(CDMO事業)を展開しております。将来的には、mRNAワクチンを国内で製造技術開発及び原薬製造から製剤製造まで自社で一貫して生産できる体制の構築を計画しています。
ARCALIS社とMeiji Seika ファルマは、パンデミック発生時に新型コロナウイルスワクチンの開発が海外勢に大きく後れを取った過去の教訓から、日本政府が閣議決定した「ワクチン開発・生産体制強化戦略」に則り、自国で必要な時に必要な量のワクチンを国民に届けられるよう、両社でmRNAワクチンの開発、生産、供給体制の構築を進めています。
本出資によって両社の協力関係がより強固なものとなり、ARCALIS社が持つ最先端技術やmRNA医薬品・ワクチンに特化した事業運営に基づく開発スピードと、Meiji Seika ファルマが持つ生産、安全管理及び製品供給のノウハウをもって日本国におけるmRNAワクチンの供給に大きく貢献することが期待されます。
なお、Meiji Seika ファルマは2024年12月以降に国内で生産した次世代mRNAワクチン(レプリコン)「コスタイベ筋注用」を出荷予定です。2024年度の国内生産品は、ARCALIS社で製造した原薬をMeiji Seika ファルマのグループ会社で製剤化するものであり、現在国内製造所追加の製造販売承認事項一部変更申請の承認を申請中です。
Meiji Seika ファルマは、今後起こりうる新たな感染症に対して、国民に迅速かつ確実に必要なワクチンを生産・供給することを目指してまいります。
以上
Meiji Seika ファルマについて
Meiji Seika ファルマは、1946年にペニシリンの製造・研究を開始して以来、感染症治療薬やワクチン、中枢神経疾患治療薬、ジェネリック医薬品など、さまざまな医療ニーズに応え、有効で高品質な医薬品を提供してきました。
https://www.meiji-seika-pharma.co.jp
ARCALISについて
ARCALISは、アクセリード株式会社とArcturus Therapeutics, Inc.が共同で設立したmRNA医薬品受託製造開発(以下「mRNA医薬品CDMO」)事業を展開する企業です。世界中の製薬会社、創薬ベンチャー、アカデミア等、幅広い顧客に高品質のmRNA医薬品の安定供給を約束する世界初の統合型mRNA医薬品CDMO事業の展開を目指します。
https://corp.arcalis.co.jp/
アクセリードについて
アクセリードは、創薬ソリューションプロバイダーであるAxcelead Drug Discovery Partners株式会社と、世界最先端の技術をもとにmRNA医薬品に特化したCDMO事業を展開する株式会社ARCALISを中核企業とするヘルスケアプラットフォームカンパニーです。
https://www.axcelead-hd.com/
Arcturus Therapeuticsについて
Arcturus Therapeutics Holdings Inc.は2013年に設立された、感染症ワクチンの開発および肝臓・呼吸器系の希少疾患における事業機会にフォーカスしたmRNA医薬品・ワクチン企業で
https://arcturusrx.com/
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