アクセリードは、創薬ソリューションプロバイダーであるAxcelead Drug Discovery Partners株式会社と、
世界最先端の技術をもとにmRNA医薬品に特化したCDMO事業を展開する株式会社ARCALISを中核企業とする
ヘルスケアプラットフォームカンパニーです。
Purpose
多様な顧客に画期的なヘルスケアプラットフォームを提供し、
世界中のひとびとの健やかな未来を実現する
Vision
Vision2030
世界中から最も信頼される革新的なヘルスケアプラットフォーマーとして
イノベーションを支える
- 多種多様なパートナーと協業し、イノベーションを共創する
- RNA医薬品等の研究開発と製造を通じて、パートナーの新モダリティの開発や生産に貢献するサービスを提供する
- パンデミック時においては迅速なワクチン等の製造により、感染症リスク低減に貢献する
- 多様なデータと最先端のデジタル技術を駆使し、創薬効率を飛躍的に向上させる
- 唯一無二のグローバルトッププレイヤーになる
Values
社名 | アクセリード株式会社(英名:Axcelead, Inc.) |
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設立 | 2017年7月1日:事業開始 |
沿革 | 2017年7月1日:武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォームを継承し Axcelead Drug Discovery Partners社事業開始 2019年4月1日:創薬維新投資事業有限責任組合の100%子会社化 > ニュースリリース 2020年4月1日:持株会社化により新設分割 > ニュースリリース |
所在地 | 〒105-6221 東京都港区愛宕二丁目5番1号 愛宕グリーンヒルズMORIタワー21階 |
役員一覧 | 代表取締役社長 CEO富所 伸広 取締役 Co-CEO 兼 CTO 池浦 義典 取締役会長藤澤 朋行 取締役飯野 智 取締役梶本 淳一 社外取締役遠山 誠司 社外取締役瀧口 匡 取締役(常勤監査等委員)山田 伸彦 社外取締役(監査等委員)生田 卓史 社外取締役(監査等委員)國友 愛美 執行役員 CFO 前川 裕貴 執行役員 CSO佐藤 正道 執行役員 インパクト経営推進管掌藤澤 美穂 執行役員 グループDX/IT統括管掌中島 洋 執行役員 CDMO事業管掌髙松 聡 執行役員 創薬支援事業管掌岡田 健吾 |
事業内容 | 医薬品や医療機器に関する事業を営む会社(外国会社を含む)等の株式又は持分を所有し、当該会社の事業活動を支援し、グループ全体の企業価値向上に貢献する |
資本金 | 1億円 |
取締役会長
藤澤 朋行
取締役会長
藤澤 朋行
大学院卒業後、武田薬品工業(株)に創薬研究者として入社、20年間勤務。在職中は、同社米国子会社Takeda Venture, Inc.の創設や、ライセンス部門、研究アライアンス部門のグローバル統括職を歴任。2012年に、(株)ウィズ・パートナーズに入社後は、マネージングディレクターとして、同社ヘルスケアプライベートエクイティファンドを構築してきた。2021年、ウィズ・パートナーズ取締役CIO兼Co-COOに就任。アクセリードグループの(株)ARCALIS、米国PassPort Technologies, Inc.の代表取締役社長も兼任。ヘルスケア分野における圧倒的な経験と先見性でアクセリードを牽引し、かつてないヘルスケアプラットフォーム企業グループの構築を目指す。
代表取締役社長 CEO
富所 伸広
代表取締役社長 CEO
富所 伸広
1989年日東電工株式会社に入社。長年、LCDやOLED等のDisplay産業に携わる。
このビジネスをグローバルに拡大させ、2015年執行役員に任命され、同社の主力部門である情報機能材料事業部門長に就任。2017年には取締役に就任し全社のグローバル経営に参画。2022年に同社代表取締役専務執行役員に就任。
2023年ウィズ・パートナーズにマネージングダイレクターとして入社し、2024年6月にAxcelead株式会社の代表取締役社長CEOに就任。
取締役Co-CEO 兼 CTO
池浦 義典
取締役Co-CEO 兼 CTO
池浦 義典
大学にて生化学ならびに有機化学を学び、武田薬品工業(株)に入社。約30年間医薬研究に従事。在籍中マサチューセッツ工科大学の博士研究員を経験。2011年から炎症疾患領域創薬ユニット長、2014年には湘南研究所サイトヘッドを務める傍ら、日本製薬工業協会研究開発委員会委員長、バイオインダストリー協会理事、Royal Society of Chemistry, Med. Chem. Comm. editorial board member、経済産業省・特許庁において各種委員等を歴任するなど医薬品業界活動にも参画。2017年Axcelead Drug Discovery Partnersを立ち上げ、以来、CEO兼CSOとして創薬プラットフォームの構築に尽力。2023年4月アクセリード(株)代表取締役社長就任。
取締役
飯野 智
取締役
飯野 智
日立製作所で11年間、コンピュータ、通信、半導体分野でのグローバルなテクノロジー調達&アライアンスに従事。その後、CSKベンチャーキャピタルでは10年間、一転して国内外のバイオ・ライフサイエンス分野の投資をリードする。2010年のウィズ・パートナーズの創業に参画後、現在に至る。
アクセルマーク(TYO 3624)取締役、CRIミドルウェア(TYO 3698)取締役、ナノキャリア(TYO 4571)取締役
取締役
梶本 淳一
取締役
梶本 淳一
大学卒業後、東芝プラント建設株式会社(現 東芝プラントシステム㈱)に入社し、経理、作業所管理を経験。米国に大学院に留学し、ネット企業の立上げに参画。2000年に㈱フェイスに入社し、上場、M&A、子会社設立、連結会計の取り纏め等を経験。2010年に(株)ウィズ・パートナーズに取締役CFOとして入社後は、経理財務・総務・法務・労務を統括するとともに、国内外の各種ファンドの決算、監査対応、ドキュメンテーション等、組成から清算まで業務、並びに有価証券の引受、回収(清算、裁判含む)を実施。経営管理、証券関連取引での豊富な経験で、アクセリード・グループの成長と拡大を支援します。
執行役員 CFO
前川 裕貴
執行役員 CFO
前川 裕貴
2021年4月に最高財務責任者として当社に入社。その後同年6月に取締役に就任。
大学卒業後に入社した日本生命では、国内株式投資部門において証券アナリストとしてキャリアをスタート。その後、上場間もないそーせいグループ株式会社に転身した後は、シンバイオ製薬株式会社、セオリアファーマ株式会社(非上場)や窪田製薬ホールディングス株式会社など、約16年にわたり数多くのヘルスケア企業の最高財務責任者を歴任。主としてスタートアップから成長ステージにおける企業の資金調達、経営管理、株式上場、IR/PR業務等において豊富な経験を持つ。
当社においては、経営メンバーとしてアクセリードグループ全体の財務、経営管理の責任を担う。日本証券アナリスト協会検定会員、中小企業診断士。
執行役員 CSO
佐藤 正道
執行役員 CSO
佐藤 正道
大学卒業後日立製作所に入社。全社の組織・人事・給与・年金等の制度運用と改革に携わる。その後、SAPジャパンにて開発部門(SAP Labs Tokyo)の管理担当VPとして経営層をサポート。参天製薬では常務執行役員として、経営企画・事業開発・海外事業推進(参天ヨーロッパ社長)、国内子会社の経営改善、コンプライアンス・CSR機能の設立と多岐にわたり事業リードを行う。
参天製薬を引退したのちは個人コンサルタントとしてイスラエルのAIベンチャーの日本事業立ち上げ支援等を行っていた。2022年 8月 アクセリード株式会社執行役員 Chief Corporate Development Officer 就任、2023年6月同社取締役 Chief Strategy Officer就任。
執行役員 インパクト経営推進管掌
藤澤 美穂
執行役員 インパクト経営推進管掌
藤澤 美穂
大学院で生化学を学び、武田薬品工業(株)に入社。研究者としての経験を経て、人事にキャリアチェンジ。研究・製造・本社機能のHRビジネスパートナーを務める。2017年Axcelead Drug Discovery PartnersのHRヘッドに着任。諸制度の設計、組織開発、人事テクノロジーなどの変革をリード。
執行役員 グループDX/IT統括管掌
中島 洋
執行役員 グループDX/IT統括管掌
中島 洋
株式会社日立製作所に入社後、システムエンジニア、コンサルタントとして自動車メーカー、製鉄所などの情報システム構築、運用に従事。2003 年にトレーサビリティ事業推進センター設立、センター長に就任。経済産業省の「響プロジェクト」のプロジェクトリーダーとして国内企業、関連団体を取りまとめ IoT(モノのインターネット)の導入、普及に寄与。2012年、欧州情報事業拡大のためCTOとしてイギリスに駐在。イギリス、ポーランドなどの金融機関へのセキュリティ展開、NHS(英国国営健康保険サービス)との共同研究をきっかけとする欧州ヘルスケア事業の立ち上げ等に従事。2015年、株式会社日立ハイテク(以下、日立ハイテク)に入社。商社ビジネスと情報技術を融合させたスマート工場をタイに設立・稼働させ、そこで実証された技術を活かして映像による見える化サービス「CHIPS®︎」を商用化させた。 2022年、株式会社ウィズ・パートナーズ(以下、ウィズ・パートナーズ)が日立ハイテクより CHIPS®︎ 事業を引き継ぎ設立した株式会社 A-Digital(以下、A-Digital)の CTO 兼 COO に就任。2022年11月よりアクセリード執行役員就任。
執行役員 CDMO事業管掌
髙松 聡
執行役員 CDMO事業管掌
髙松 聡
東北大学大学院理学研究科 博士(理学)。大学院卒業後、30年以上一貫して医薬品の受託開発製造(CDMO)、製薬ビジネス、ライフサイエンス事業に、味の素、富士フイルム、AGCの各社で従事。味の素在職中は、CDMO分野での研究開発、製造、販売、事業管理を、国内・海外において歴任。富士フイルムでは統括マネージャーとして、M&Aも含めたバイオCDMOの事業拡大と、医薬ライセンシング業務を牽引。2018年には、バイオ向け培地を製造する米国の富士フイルムアーバインサイエンティフィック社で、CPO(チーフプラニングオフィサー)として経理・財務、人事、法務、経営企画部門を統括し、買収企業のPMIを実行。2019年にはAGCへ転じ、ファインケミカルズ事業部長として、低分子医農薬CDMO事業を拡大。2023年5月、株式会社ARCALIS代表取締役社長CEO就任。
執行役員 創薬支援事業管掌
岡田 健吾
執行役員 創薬支援事業管掌
岡田 健吾
1997年大阪市立大学大学院・理学研究科・博士課程でPhD取得。スウェーデンで博士研究員、奈良先端科学技術大学院大学で助手を務めたのち、2004年に武田薬品・医薬研究本部に主任研究員として入社。武田薬品在籍中にサンディエゴへ業務出向、グローバルプロジェクトリードを経て研究組織の創薬プラットフォーム部門マネジメントに従事。2017年にAxcelead Drug Discovery Partners(株)入社、一貫して事業計画策定と事業マネジメント全般を担当、2024年1月からADDP COOに就任。2024年4月にADDPとAxcelead Tokyo West Partners(株)の代表取締役社長CEOに就任。
Axcelead Drug Discovery Partners
2017年に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォームを継承して事業を開始した、日本初の創薬ソリューションプロバイダーです。
Axcelead Tokyo West Partners
2024年4月アクセリード株式会社と帝人株式会社の合弁会社として設立された、帝人ファーマ株式会社の創薬研究に関する機能の一部を継承し創薬の総合支援サービスを提供するCRO企業です。
ARCALIS
ARCALIS(アルカリス)は、米・製薬企業Arcturus Therapeuticsと共同で設立した、メッセンジャーRNA(mRNA)医薬品・ワクチンの受託開発製造事業(以下、CDMO事業)を行う企業です。
PassPort Technologies, Inc.
パスポートテクノロジー社は、皮膚表面に微細な孔を開けるマイクロポレーション技術と、微細孔を介した薬物の吸収を制御するパッチ組成技術を組み合わせた薬物投与技術である「PassPort System」を用いた新規治療システムの開発を通して、ヘルスケア市場により多くの価値を提供を目指すバイオテクノロジー企業です。
A-Digital
A-Digital は、株式会社日立ハイテクから継承したCHIPSの技術・経験と、武田薬品工業株式会社から継承した創薬データライブラリを融合したデジタルプラットフォームによって、研究開発および製造を革新的に効率化するITサービスプロバイダーです。
Whiz Partners
東京を拠点とし、成長投資やグローバルマクロ投資などオルタナティブアセットを主体とする資産運用会社です。
創薬支援事業では、創薬研究に必要なすべての機能を有する世界最高水準の創薬プラットフォーマーとして、多様なクライアントの創薬研究を支援しています。これまでに国内外の製薬企業、バイオベンチャー、アカデミア、政府系研究機関などの創薬支援を行っており、研究開発に投資しているほぼ全ての国内製薬企業と取り引きの実績があり、リピート率は85%になります。
Axcelead Drug Discovery Partners株式会社は、武田薬品工業株式会社から引き継いだアセット(最先端のハイスループット・スクリーニング・システム、150万以上の化合物ライブラリ、200以上の有望な医薬品シーズ、30年以上に亘って蓄積された創薬データなど)を活用し、創薬経験豊富な200名以上の研究者が、クライアントのニーズに応えるソリューションを提供します。2024年4月には、アクセリード株式会社と帝人株式会社の合弁会社としてAxcelead Tokyo West Partners株式会社を新たに設立しました。帝人ファーマ株式会社で創薬経験を積んだ約100名の研究者がアクセリードグループに加わることで、創薬支援事業のケイパビリティとキャパシティを拡充し、グローバルに通用する創薬プラットフォーマーとして創薬支援事業のさらなる成長を目指しています。
Axcelead Drug Discovery Partners 株式会社
Axcelead Tokyo West Partners 株式会社
CDMO事業では、mRNAの研究開発、製造技術での顧客の創薬支援、CMC開発・医薬品製造支援サービスの提供を行います。
福島県南相馬市に建設された、株式会社ARCALISのmRNA医薬品原薬工場は、2024年度より稼働予定で、受注生産第1号案件としてパートナー企業の米国企・Arcturus Therapeutics 社が開発したCovid-19に対するmRNAレプリコンワクチンの製造を開始する計画となっています。
また、2026年には製剤棟、2027年には研究開発棟も竣工予定であり、完成後はmRNAの一気通貫製造が可能な世界有数のmRNA医薬品製造工場となる予定です。
- 国際基準に適合する品質で、様々なmRNA技術で迅速に製造を行うことのできる工場の建設・運営
- 高品質なmRNAの創薬シーズ臨床導入と研究開発~製造の一貫受託